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課題:『中性子星・高密度核物質』
 1.講演者 田村 裕和 (東北大学)    演題 「ハイパー核や中性子過剰核から中性子星がどこまでわかるのか?」    概要:       J-PARCやRIBF等で進められているストレンジネス核物理と       中性子過剰核の研究が進展すると、中性子星内部の核物質に       ついてかなりのことが分かると期待されている。では具体的に、       どんな研究から何がわかるのだろうか。特にJ-PARCでの       ストレンジネス核物理を中心に、どんな実験を行い、どう理論と       連携していけばよいのかを皆さんと議論したい。  2.講演者 中里 健一郎 (東京理科大学)    演題 「高密度核物質と高エネルギー天体現象」    概要:       最近のめざましい観測面での進展により、天体現象から核物理を       探る手がかりが得られつつある。たとえば2010年に発見された、       太陽の2倍の質量をもつ中性子星により、高密度ハドロン物質の       状態方程式に厳しい制限が与えられことになった。       そこで本講演では、中性子星やブラックホール形成について、       現在、そして今後の観測からどのような物理にどこまで迫れるか、       いくつかの具体的なトピックスに触れつつ、考えていきたい。